応答せよ1993!君はNOISEを見たか

えー、タイトルはパクリです。
ご案内は「90年代韓国歌謡のパンチョ伊東」と(友達に)呼ばれたワタシです。

「応答せよ1997」に続き制作されている「応答せよ1994」がどんなドラマになるのかわかりませんが、ここではその更に前、1993年です。
(実はそんなに93年ばかりにふれてるわけではありません、すみません…)

1992年、韓国歌謡界はソテジワアイドゥル서태지와 아이들の大旋風をきっかけに、
ダンスグループ&ダンス歌手ブームがこれでもかと巻き起こりました。
…というのが定説で、実際そうなんですけど、
その下地になっていたのは80年代後半のマイケル・ジャクソンと90年頃のNew Kids on the Blockだったんですね。
当時、女性歌手の方がダンサブルな人はけっこういた(キム・ワンソン김완선とか)んですが、
今のガールグループみたいなのは全然いなくて、ソロで妖しく歌い踊る人ばかりでした。
かといってボーイグループもいたわけではなく、
80年代後半にパク・ナムジョン、ヒョン・ジニョンが登場し、
彼等のバックダンサー達が頭角を現し、
満を持してソテジワアイドゥルが登場した訳です。

それまでどんな音楽が強かったというと、男性バラードがダントツでした。

↑左から シン・スンフン、イー・サンウ、ピョン・ジンソプ。
まあ、この3人が鉄板ですかねえ…。
シム・シン심신みたいな正統派アイドルもいたことはいましたが、
上記3人みたいな王道派バラード歌手がアイドル的に人気を博していました。
加えるならイー・スンファン、パク・チョンウン박정운など…

そのシン・スンフンを見いだして育て上げた人として有名なのが
プロデューサーのキム・チャンファン김창환です。
この人は自分で曲も書くことは書くんですが、アレンジや演奏、
パフォーマンスの見せ方などを担当する人が何人かいました。
「キム・チャンファン師団」と呼ばれたその中には、
後に韓国で最も指名買いされるPDと呼ばれるキム・ヒョンソク김형석,
シン・スンフンに次いで国民的歌手となるキム・ゴンモ김검모をはじめ
そうそうたるメンツがそろっておりました。
その師団から選ばれて、裏方から一躍表舞台に飛び出してきたのが、
シン・スンフンの次にキム・チャンファンが世に送り出したダンスグループ、
NOISE노이즈だったわけです。時あたかも1992年秋。ちょうど21年前の今頃でした。

あー、長い前振りだったw



では、当時としては超最先端のテクノ・ダンス曲だったデビュー曲をお送りいたしましょう。

●노이즈[너에게 원한건]


微妙だ!微妙すぎる!!!!

衣装といい、ダンスといい、アレンジ(@キム・ゴンモ)といい、かけ声サンプルといい…
てか、DJブースの人、誰!!!!

因みに前述の裏方から出てきたというのは
ボーカルの2名のうち眼鏡じゃない方のチョン・ソンイル천성일です。
眼鏡の方のホン・ジョング홍종구と彼は2人ともデビュー歴がある中古新人。
キム・チャンファンの中古リペアはここから始まったつーことでしょうか。

んで、今見るとこんなに「どう見ればいいんですか」な曲ですが、

当時はマジで超新鮮だったんです…

↓いろんな意味で衝撃的な1集のジャケ

えっ、ワタシですか、と、当然買いましたよ…(テープを)


デビューの92年末から1993年にかけて、ソテジワアイドゥルの休止期間もあり、
ニッチなヒットかと思われた彼等は案外突っ走ってヒットを飛ばしました。

その後もNOISEの微妙な快進撃は続きます。

●내가 널 닮아갈 때(2nd)


なんとなくソテジの曲にこんなのがあったような気もするw

●어제와 다른 오늘(3rd)


それにしても…なんつー衣装だw
この衣装には見覚えがあるので多分リアルタイムで見ているんでしょうが、
あの頃は特になんも感じなかったのかなあ…
この頃になるとバックダンサーがついてます。
音的にはキム・チャンファンサウンド全開ですね。

●상상속의 너(3rd)


たぶん一番ヒットした曲がコレ。
そしてやっぱこの衣装はなんなんだwしかも8月ですよ!真夏!!
当時って、あんまり決まった衣装がなくて、毎回違う衣装を着てまして、
このアルバムはヒットしたのでいろんなバージョンがあるんですが、
なぜかこのテの路線が多いです。
そしてだんだん裾が長くなり、この翌年が以前書いた「홀로서기」です。


●성형미인(5th)


この頃はダンスメンバーが一人軍隊に行っているため、3人で活動中でした。
(正確には、オリジナルメンバー1名が軍隊に行って代わりに入った新メンバーが更に軍隊に行ったかなんかで辞めた)
実はこの5集は日本で「日本盤」が発売されているのです。でも発売が新星堂限定だった…

この頃、既にH.O.Tはデビューと同時に人気を博し、ティーンエイジャーブームが始まるところで、
いわゆる一世代アイドルが続々と登場、キム・チャンファン傘下ではCLONの全盛期。
そんな中で立ち位置も年齢的にも本当に微妙になってきたNOISEにとって、
この「整形美人」が最後のヒット曲になりました。
当時、キム・チャンファンにインタビューした際、
「NOISEはオリジナルメンバーで新譜を考えている」と言っていたものの
結局それは実現しませんでした。

その後、ボーカルパートのチョン・ソンイルとホン・ジョングが
「ANTI NOISE」というアルバムを出しましたが話題にもならず、そのまま解散しました。

2010年代現在、NOISEを名乗っているのはダンスのオリジナルメンバー、ハン・サンイルと
3〜4集のダンスメンバーだったホン・ジョンホにクォン・ジェボムの3人です。

90年代韓国歌謡界に燦然と輝く微妙すぎたダンスグループ、NOISE。
その「おマヌケ美」は少なくともワタシの中で、いつまでも灯をともし続けることでしょう…。


コメント
あ〜〜〜長い前ふりがたのし〜〜〜っ。
みんな若い時があったのですね。^m^
キム・ヒョンソクssiの師匠の話は聞いたことがあったのに、すっかり忘れていました。
でも。
このノイズと言うグループは初めてお目にかかりました。。。
最近はチャン・ピルスンの7集を買うかどうか迷っているおばさんでした・・・
  • hiko
  • 2013/10/08 9:34 PM
>hikoさん
ありがとうございます^^
実は前振りはこの2倍くらいあったのですが、
バラード歌手のあたりを延々書いてしまい
本当に長くなってしまって前振りどころじゃなくなりましてw
泣く泣くカットいたしました…。
この時代のことを書かせたら長くなります…。
  • Lucy
  • 2013/10/09 10:52 AM
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